八甲田山(はっこうださん) 標高 1585m 
2005年9月22日(木)曇り時々晴れ
青森県酸ヶ湯温泉より

↑上毛無岱から見る八甲田大岳。
昨日岩木山に登り、弘前城を見学してから酸ヶ湯方面に向かいました、途中「いなかだて」と言う立派な道の駅があります、まだ早いですが今日はここで泊ることにして、夜の酒の肴を求めにスーパーマーケットへ、まあまあ楽しい気分です、焼き鳥と刺身と鍋焼きうどん、ワンカップ2本に缶ビール2本、・・・・。
楽しい一人の宴会を終了して就寝。
22日朝、酸ヶ湯温泉の駐車場へ、登山口はすぐ見つかったので準備をして5時55分に出発、八甲田山と言う名の山はありませんが連峰の最高峰、大岳を目指します、今日のコースはまず仙人岱へ向かい、大岳へ登り上毛無岱、下毛無岱を歩き酸ヶ湯温泉に下る予定です。
↑登山口
登山道入口の階段を登り少し行くとカーブしてきた国道があり、その脇に登山道がつづきます、枝道もいくつかありますが、こまめに案内標識が立てられています、国道はカーブして離れて行くとしっかりとした登山道になります、その内しだいに傾斜がましてきますが急登ではありません、山登りには適当といった坂でしょう、1時間程で地獄の湯の沢で、しばらくこの溶岩の沢を歩きます、イオウの臭いが結構強いです、ここを登りきると木道となり、仙人岱の湿原である、中央の休憩所に登山者1名、ここには八甲田清水と呼ばれる湧き水がありました。(7:15)
↑地獄の湯の沢
↑仙人岱から見る大岳
仙人岱からは休憩していた横浜の人と一緒に登る、道はジグザグに付けられているが、頂上までつづく登りの道を見上げながもくもくと歩く、廻りの山々が低くなってきた、どの山も形の良い山ばかりである。なんとか休憩無しで頂上に着いた、(8:05)
風がありチョッと寒い、ケルンの陰に入り、薄手のヤッケを着て休憩、横浜の人はしばらく休んで先に下りていった、次に登って来た人は岡山の人、歳は聞かなかったが私より年輩のようである、汽車で来ているのでザックも大きい、昨日は酸ヶ湯温泉に泊まったそうで、混浴の大浴場の話をしてくれた。
30分近く休憩したので、そろそろ下山する(8:30)
↑大岳からの下山道から見る井戸岳、赤倉岳と避難小屋
↑下毛無岱の湿原
↑木道脇の休憩所でタバコを吸いならノンビリと景色を眺める一時
毛無岱の湿原の木道を景色を眺めながらゆっくりと歩き、木道脇の休憩所では必ず休憩し、私の大好きなこの雄大な景色に浸りながら、今回の東北の山めぐりは、ここだけでも十分に価値があったなと思いました。
そろそろ湿原に別れを告げ酸ヶ湯温泉へ向かいました、ここでは次々と登って来る人に出会いました、酸ヶ湯到着(10:50)
もちろん混浴の大浴場に入ってきました、白く濁ったお湯です、今も湯治のお客さんが多いのか、食料品を売る店が中にありました。
お風呂から上がってからソバを食べました、いやいや上等の味、今庄のお蕎麦屋さんより量も多く、味も量ともに満足でした。
この後、奥入瀬渓流を通り、十和田湖にも立ち寄り明日の目的地へ向かいました。
↑酸ヶ湯温泉

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