2005年4月14日(木)快晴
標高 1,674.3m (単独)
岐阜県白鳥町石徹町、白山中居神社より


別山頂上とそれに連なる三ノ峰、二ノ峰、一ノ峰
野伏山へ登ろうと言う気持ちは変わっていませんが、登山靴で行こうか、フリートレックで行くかがなかなか決まりませんでした。

初めての山へ一人で行くのだから、まずは歩いて登って状況を把握してから、次にスキーで行くことにしました、早い話がまだスキーに自信がないからです。

家を4時半に出発、今日の天気予報は快晴、和泉村から石徹白への道は通行止めのようです、白鳥へ出て桧尾峠に登り白山中居神社に着きました、河原に下りると10台程の駐車スペースが除雪してあり、5台止まっています、先に来ていた人が出発して行きます、釣りではなく登山のようです。

準備をして7時15分に出発しました、林道の雪は固くしまっています、途中、谷水の出ているところや日当たりの良いところは土が出てきました。

牧場跡までは休憩無しで行こうと思ったのですが、結構距離があります50分で休憩し一枚脱ぎました、牧場跡の石碑があるところには8時45分着。

雪原の左側を通ってダイレクト尾根の取り付きの方へ向かいます、牧場奥の雪原が見渡せるところで休憩、空には雲一つありません、見飽きない景色です、しかしすでに2時間経過、あまりゆっくりもしていられません、いよいよ尾根へ登る急登です、雪がやわらかくなってきました、しっかりした踏み跡を見つけないとズボっとゆきます。

ようやく尾根に出ましたが、ひんぱんに小休です、眼鏡をかけているので、眼鏡の上につける簡単なサングラスしか持っていませんが、とにかく付けてみました、あまり効果ありません、ジッと雪道を見ていると目がクラクラしそうで、時々青空を見ながらあるきました。

いつのまにか11時15分です、4時間たってしまいました、気を取り直して少し頑張り、なんとか12時前に頂上へ着くことが出来ました。

頂上には二人の方がいます、いずれも単独のようで一人の人はスキーです、横浜から来たと言う若い人にシャッターを押してもらい記念撮影終了、ビールで喉をうるおし、360度の景色を堪能しました、御岳、乗鞍、北アルプスの山々、風も無くヤッケを着る必要もなし。

まもなくスキーの人が降りて行きました、次に若い人も降りて行きました、ビールを飲んだのと、頂上が暖かいのでのんびり過ごしましたが、一時間近く経過したので私も下山する事にしました。

今日はスキーではないけれど、少し楽しもうとミニソリを持ってきました、誰もいなくなったのを見計らって滑ってみました、いやいやよく滑ります時々止まって、コースを修正しながら滑ります、スピードが出すぎればピッケルで制動・・・・?

気持ちよく滑っていたらいつの間にか北東尾根を下っています、じつはダイレクト尾根の登りのときにしばらくカンジキをつけ、いらなくなったので尾根の小さなコブの辺りにカンジキをデポしてきたのでダイレクト尾根を下らなければなりません、しかたなくジャクションまで登り返しです。

その後もソリ?、シリセードを楽しみながら、無事カンジキを回収し、牧場跡の雪原はカンジキで、真中を闊歩しながら、野伏ヶ岳や薙刀山を振り返り、最後の長い林道歩きにはいりました。

登山口には3時50分着、ほぼ3時間かかりました。


↑登山口の林道の風景
↑和田山牧場跡地の石碑と野伏ヶ岳(左)と薙刀山(右)
↑ジャクションから見る頂上

<本日のコースタイム>

駐車場7:15-----8:45牧場跡入口---11:55頂上(4時間40分)

頂上12:50-----15:50駐車場(3時間)
       
↑和田山牧場跡地から野伏ヶ岳 (左から頂上へ延びる尾根が登ったダイレクト尾根)

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