2004年10月7日(木)晴れ
マキハタヤマ  標高1967m
新潟県塩沢町清水 桜坂駐車場より
御機屋から見る巻機山最高点
 ■ 桜坂駐車場---ヌクビ沢---割引岳---巻機山---井戸尾根---駐車場
今回も一般道で400kmの長距離運転である、稼ぎの無い者が月に何度も遠出しようと思うとやむをえない。
でも大分慣れて来たのか、さほど苦にならない、午後の10時も過ぎると親不知辺りは長距離トラックの世界である、カーブとトンネルの道を皆さん70キロ位は出しますね。
桜坂駐車場12時着、駐車車両2台、ビールを1本飲んですぐ寝る。
7日朝、5時頃から車が数台入ってきた、チョッと寒いがそろそろ起きなければ、・・・
朝食は紅茶とサンドイッチ、6時に登山届を書いて出発した。
登山口から少し行くと、井戸尾根コースとヌクビ沢コースの分岐である、しかしヌクビ沢コースは危険とも書いてある。
お天気は心配なし、こんな日に同じ尾根を往復するのは、・・・・
道を左にとり、ヌクビ沢コースを行くことにしました、道はまあまあであるが、リボンも、テープも全然付いていない、25分程歩き割引沢出合の朽ちた看板を見つけた、道は間違っていないようすである、スタートから1時間10分、ヌクビ沢出合の徒渉点に着く、10分休憩。地図を確認し天狗岩の右側の沢を行く、しばらくで布干岩である、素晴らしく大きな岩の真中を滝が勢いよく流れ落ちていて傾斜のきついところには鎖もあったのでそれを頼りに岩の乾いているところを慎重に登る。
↑天狗岩
↑布干岩
赤いペンキの矢印を時たま見ることが出来る、すでに熊のことは念頭に無い。
両手、両足を使っての、久しぶりに緊張する、素晴らしい沢歩きを堪能している。
涼しいので、長袖のままであるが汗はそれほど掻かないので体調も悪くない。
まもなく行者滝に着く、滝の右側をよじ登る、足の置き場を慎重に選べば、さほど危険ではない。
滝の上に8時10分着、滝の上から沢筋を眺めるが人影は無い、先に行った人の雰囲気は全然無い。
登山口にあんな看板が出ていると行かないのが普通か、でもこんな良い沢を入山禁止にするのはもったいない話である。
↑行者滝
行者滝を越え、その後も沢を詰めます、9時ころ天狗岩が同じくらいの高さになってきた、沢登りの核心部は過ぎたようである、しばらくで大きな岩があり、その先に割引岳の頂上と思われる頂が見えてきた、先はまだ長そうである。
沢がきれると稜線へ向けて、草つきの斜面が広がり、ジグザグの道が続く。
10時15分登山口より4時間15分、ようやく稜線に着きました。分岐には下山禁止の看板があります、沢の下りはいやですね。
まずは割引岳へ登ることにしました。
↑ 割引岳から見る巻機山(右)、牛ヶ岳(左)
割引岳でしばらく休憩して、巻機山へ向かいました、稜線はなだらかで木道もあり、もちろん周りの景色も遠くの山々までスッキリと見えます。
巻機山は、井戸尾根コースから稜線に着いた、御機屋と言う地点に山頂の看板が立てられており、ベンチもありますが、最高点はもう少し奥です、記念写真を写してもらい、最高点のところへ行って、昼食にしました。
紅葉の写真、その@
紅葉の写真、そのA
紅葉の写真、そのB
頂上での眺望を充分堪能したので、12時に下山することにしました。
上の方から紅葉も始まっており、とても満足のゆく山行でした、左の写真は、六合目の展望所から見る、割引岳と天狗岩、その下にある沢筋が今日歩いたヌクビ沢です。
2時35分に登山口に着きました。



<本日のコースタイム>

桜坂駐車場6:00---7:10ヌクビ沢出合---8:10行者滝---10:15稜線分岐---10:25割引岳---11:00巻機山

頂上12:00---13:15六合目---14:35登山口

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