1971年7月17日〜18日
標 高  3776m  (単独)
静岡県富士宮市


昭和46年と言えば私はようやく30歳、田舎暮らしに慣れ親しみ自分一人で旅行など行ったことがなかったのに、よくまあ富士山へ一人で登ったものだと感心している。

富士宮駅から相乗りタクシーで新5合目まで、この相乗させてもらったグループが偶然にも鯖江の人であった。
昼食をとり12時50分出発、陽射はそれほどきつくなかったように覚えている、瓦礫の山にジグザグにつけられた道を時々上を仰ぎながら、1合目毎にある小屋を目印に、木も草もない味気ない道をひたすら歩きつづける、梅雨明けの土日なのに登山者は大きなパーティーもなく、マイペースで歩けた、最近の夏場はどの程度なのだろうか・・・。
予定は9合目の小屋で泊る予定だあったがそのまま頂上まで登ることにした、頂上着4時20分、3時間半の行程である。
浅間神社には大勢の人がいたがガスに覆われてとても寒い、早々に頂上の小屋泊めてもらう。

18日朝、残念ながら日の出は期待できない、ゆっくりと朝食をすませて、雲海をみながら下る、8合目頃からは雲も上がり雄大な景色を見ながら宝永山へ寄り、大砂走りを駆け下りて見ながら御殿場口へ下山した。

秀麗な富士のお山は、眺めたときの方が、・・・・






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