福井県南越前町
夜叉ヶ池 1,099m   三周ヶ岳 1,292m

 ■ 2006年11月21日(火)晴れ、南越前町岩谷林道終点登山口より
家から見る日野山も紅葉が綺麗になってきた、夜叉ヶ池の紅葉はすでに終わったと思うが、なんと言っても気軽に行ける山である。
昔は夜叉ヶ池の山で熊を獲ったと言う話しは聞いたが、最近は聞かないし遠目にも熊を見たことが無い、でも今日はベルを付けて歩きました、9時5分の出発であるが駐車車両なし。
いやいや久しぶりの良いお天気である、登り始めの方はまだまだ紅葉も悪くない。
25分で夜叉滝、30分で水場、別に急ぐ訳でもないが涼しいので休まず行く、ここからジグザグの道をしばらく登ると、池まで1500m地点である、登山口から池までは約3km程なので、中間地点と言ったところであるが、もうすこし頑張って池まで1000m地点まで登れば後が楽である、1時間で1000m地点に到着、今日はここも休まずに進む、一昨日の東京国際マラソン、ずっとQちゃんを応援していたけれど残念でした、冷たい雨の中お疲れ様。
私もチョッと頑張って1時間40分で池に着きました。
周りの景色のせいか、今日の池はとても静かな感じです、ゲンゴロウも気温が下がると活動しないのか泳いでいる姿が見えません、自然保護管理員さんもいません、三周ヶ岳へ行く予定はしていませんが、右側の夜叉ヶ丸まで登って見ることにしました。
白山が見えるかと思ったのですが、三周ヶ岳などに隠れてここからは見えないみたいです、でもここからの景色も中々素的でした。(池の稜線から15分ほど)
簡単な昼食を食べ、池に戻って岐阜県側から登って来た4人熟年パーティの人達と話しをしていたら12時を過ぎたので下山しました。(池から下りは1時間20分)
広野ダム辺りの紅葉、今が見頃です。




 ■ 2006年6月27日(火)曇り時々晴れ、岩谷林道終点、登山口
今年は、大雪のため林道は遅くまで雪が残り、登山道や橋も傷んで、シャクナゲの頃は登山禁止が続いていましたが、ようやく6月20日に解除になったようです。
シャクナゲはダメだったけれど、今はニッコウキスゲが咲いていると聞いて、やはり出かけて見ることにしました。
家から近いので早い時間に登山口に着き7時出発です。

←駐車場にある、大かつらの木
まあまあ山登りで運動はしていると思うのですが、先日の町の検診では肥満と言われました、大概の人がそう言われるのだろうと、たいして気にはしていませんが、気軽な山登りをもう少しこまめに行こうかなとも考えています。
25分ほどで夜叉滝、滝壷に何本もの倒木が落ちています、これも雪のせいなのでしょうね。
例年は6月第一日曜日が、夜叉ヶ池の山開きですが、今年は一ヶ月遅れの7月2日です、山開きに向けて登山道が整備されたようで、橋も登山道も補修され歩きやすいです。
大きなトチの木のある水場を過ぎると登りが始まる、ササユリがこちらを向いて写してとばかりに咲いている、写真を撮り汗を拭いたが、休憩は池まで1Km地点まで頑張つた、ここまで1時間5分。
オレンジを食べていると、駐車場で会った若い2人が登ってきたので通過待ち。
さて出発、ここからの1Kmがいっも結構苦労する、500m地点までがキツイ、27分程、さらに池まで18分ほど、池には8時55分着、今日の行程は1時間55分、途中で追い越して行った若い人は、木道造り作業の準備をしている、「お仕事ですか、ご苦労さまです」と声を掛けて通してもらう。
木道を歩いて稜線に登る、岐阜県側から霧が流れてくる、涼しい風を受けながら、夜叉ヶ丸の方へ登るにつれてニッコウキスゲが斜面一杯に咲いています、夜叉ヶ池のニッコウキスゲこんなに見事だったのだと嬉しくなりました。
つぼみもあります、7月2日の山開きまで充分持ちそうです。
ビールは飲んだけれど、やはり虫が寄ってきます、まだ時間が早いので、お弁当は家に帰ってから食べることにして、10時を過ぎたので下山することにしました。
下山の途中に、HP開いている人だねと声を掛けてくれました(←福井のY氏)「参考にしてますよ」と言われたけれど、私より強そうだ。
HPを開いたからと言って、山登りが強くなければいけないと言う事はない、好きであればそれで良いですよね。
下りは1時間15分、家に帰ってシャワーを浴びて、お弁当のとろろそばを食べました。

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 ■ 2006年4月17日(月)晴れ、広野ダムより
以前から、雪の夜叉ヶ池へ行きたいと思っていたが、広野ダムから登山口まで歩くことを考えると、ついつい二の足を踏でしまう。
4月に孫が中学生になり、新しい自転車を買ったので、子供自転車がいらなくなった、サドルを高くしてなんとか乗れるようにして、これで登山口まで行く計画である。
しかし子供自転車のペタルのアームは短いので坂道は疲れ、さほど速いとも思わないが、なんとか岩谷集落手前で林道に雪が残っているところまで自転車で行き、そこから歩くことにした。
右の写真は残雪の残る岩谷林道です。(開通は何時かな)
今日は近い山の割には早起きをしたので、ダム出発は6時45分である、岩谷集落通過は7時10分。
夜叉ヶ池登山口着は7時45分、今年は積雪が多かったのでしょう、参考にさせてもらった、八原さんのHPの写真よりも残雪が多いようです、ヤブコギが少なくて済みそうかな、・・・
スパッツを付け、7時55分出発、今日の予報は晴れであるが、まだ今のところは曇り空である。、
橋を渡り、いつもの最初の坂を登り、夏の登山道は谷川に沿って進むが、冬道はここからそのまま尾根へ登る、たいしたヤブではないが、直登であるから、木枝につかまりながら高見を目指す、尾根筋に出るとチョット歩きやすくなり、花も咲いている、赤いリボンも見つけた、ルートは間違いないようである、すこし安心。
15分程で雪が出てきたが、まだヤブと雪交互であったが、25分過ぎ頃からは雪の上を歩けるようになる、雪は締まっていて最近降ったと思われる、アラレのような雪に踏み後が残るだけである。850mのコブと思われる地点に9時15分着、下山コースを確認しながらゆっくりではあるが1時間20分歩いたので休憩する。
だんだんお天気も良くなってきた、黄砂の後に少し雪が降ったようで、山は白く美しい、上谷山から、三国岳への稜線は歩きやすそうである。
次のコブへ登ると夜叉ヶ丸も見えてきた、途中1回休憩して、最後の登りである、雪も少し緩んできているので、アイゼンは付けず、キックステップで登る、霧氷が融けてパラパラと落ちてくる。
少し夜叉ヶ池の方にトラバスしてみたが、すでに池より高い所にいるので池は帰りにして、まず頂上へ向かう、10時45分夜叉ヶ丸に到着。
しばらく景色を楽しみ、夜叉ヶ池へのヤセた急坂を慎重に下る、岐阜県道の分岐辺りは雪が無く、風も無いのでここで昼食とする。
まずはビールを飲み、景色を眺め、空を見る、トンビがゆっくりと空を旋回している、大きくて立派なので1枚写してみました。
ゆっくりと食事をすませてから、池へ下りて散策をする、池の上を歩いても大丈夫とは聞いているが、一人なので今日は止めておこう。
↑夜叉ヶ丸(1210m)頂上より、三周ヶ岳
↑夜叉ヶ池と三周ヶ岳
12時雪の夜叉ヶ池に別れを告げ下山開始、池からは下らずにそのままの高さで登ってきた尾根の方に向かってトラバスし、自分が登ってきた足跡を確認、最初は左に行かないように気をつけ、次は右により過ぎないよう気をつけながら、ストック2本をピッケル代わりにしてグリセードのまねごと、1時間半弱で登山口に着いた、後は林道歩き30分、自転車で15分程、帰りの自転車は値打ちがありました。

<本日のコースタイム>

広野ダム6:45-(自転車)--岩谷7:10---7:45登山口7:55---9:15コブ(850m)9:25---10:45夜叉ヶ丸11:00---11:10岐阜道分岐(昼食)11:45---池散策12:00---13:30登山口13:35---14:25広野ダム


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 ■ 2005年10月26日(水)曇り一時晴れ、南越前町岩谷登山口より

↑夜叉ヶ池。
昨日大日山へ登ったので、今日は山はお休みにしようかと思ったのですが、今日も良い天気です。
用事あるかと聞いたら、「別に無いよ」と返事、それではと出かける事にしました、すでに9時半を過ぎているので夜叉ヶ池です。林道終点の駐車場には5台程あります、登山靴をはいて出発10時30分です、12時までに着けるかどうか挑戦してみたくなりました。25分で水場ここでシャツと帽子を脱いで、いつものTシャツとタオルのハチマキになりました、池まで1000m地点でチョッと給水11時20分です、500m地点で40分、池到着12時丁度、やりました、初めて夜叉ヶ池まで1時間30分、別にたいした事は無いけれど悪い気分ではありません。
↑池まで1000m地点
汗をかいたTシャツを着替え、シャツを着てからビールです、池の周りは火気禁止ですので、カップラーメンなどはだめです、おにぎりが一番いいですね、今日も顔の見慣れた自然保護管理員の方がおられたので話をしました、NHKで「さわやか自然百景」〜夜叉ヶ池〜という番組を制作しており、昨日も撮影に来ておられたそうです。放映は1月29日の予定です。忘れずに見なくては。

この後夜叉ヶ池山の方に登り上から池を写してから下山しました。
↑池まで500m地点の少し上

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 ■ 2005年6月17日(金)曇り、池の又谷から夜叉が池f(1,099m) 岐阜県坂内村 

朝霧に濡れたニッコウキスゲ
今日は籾糠山へ水芭蕉を見に行く予定でしたが、午後からチョッと用事が出来たので、またまた夜叉ヶ池です。
そこで今日は坂内村の方から登って見ることにしました。
行き先変更ではあるが、出発時間はそのまま4時30分、365号線を木ノ本から305号線に入り八草峠へ向かいます、八草トンネルは3025mもある立派なトンネルですが、新しい道路はまだ工事中で、昔の細い道を通らなければならないところが大分残っています。
トンネルを抜けてしばらく下ると、夜叉ヶ池の看板があり、池ノ又谷林道へ入ります、登山口までの林道は狭くはありますが、すべて舗装されており、途中にトイレがあり、登山口の駐車場は広いです、10km強ありました。
6時15分に登山口に着き、6時半、朝霧の中をに出発しました。、
↑幽玄の滝 ↑夜叉壁(洞窟が見えます)
私も夜叉ヶ池へ岐阜県側から登るのは初めてです。
登山道はよく整備されており、急な登りも無く大股でどんどんあるけます、50分ほどで幽玄の滝に到着、すでに稜線の岸壁に近く、渓谷を落ちるダイナミックさはありませんが、肌が若返ると書かれているので顔を洗いました。
この後、昇竜の滝を眺めながら進むと夜叉壁が眼前にせまります、思った以上のスケールの岸壁の間を縫って稜線への道が付けられています。
足場がしっかりしているので案外スム−ズに稜線へ到着する事ができました。
8時00分、トップかと思ったけれど池の辺りに人影が見えます、池は後回しにしてニッコウキスゲの咲く三国岳方面のピークへ歩きました。
↑モリオガカエルの卵
花は稜線の岐阜県側に多く、池と花を一緒に写すのは難しかったが、なかなか素敵なニッコウキスゲの群生に出逢えて満足です。
早朝より、夜叉ヶ池に登っていた人はNHKの取材の方達のようでした。




<本日のコースタイム>
登山口6:30----7:20幽玄の滝7:30----8:00夜叉ヶ池稜線

夜叉ヶ池9:00-------10:20登山口


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■ 2005年5月20日(木)晴れ、夜叉ヶ池から 三周ヶ岳(1,292m) 南越前町岩谷林道登山口より
↑池のお堂から稜線までは木道が整備されました。
夜叉ヶ池は、今月の初めには登山道の橋が壊れているため、入山禁止となっていたのですが、もう良かろうと思って出かけてきました。
この山は家から近いので、今日は7時15分に登山口を出発です、まだこの時間には車は1台も来ていません。
朝の涼しい中を歩くのは気持ちがいいです、夜叉滝を眺め少し行くと谷川を2回渡ります、橋は新しく掛け変えられていました。
夜叉ヶ池の山開きは6月5日です。
↑新しくなった登山道の橋
トチの大木のある水場まで30分、ここから尾根へ向けてジグザグに登ります、尾根の先端に着くと「池まで1500m」の看板があります、シャツを1枚脱いでチョッと休憩。
しばらくゆるやかな道ですが、またジグザグの登りです、ここを過ぎるとシャクナゲの群生地がありますが、ちらほら咲き残りの花がある程度です、この辺りから急登です、「池まで1000m」の地点を通過し「池まで500m」地点まで頑張ると後が楽です。
夜叉ヶ池に到着9時(所要時間1時間45分)
池の前にはヤシャゲンゴロウ保護の看板があり、稜線への登山道は木道が整備されていました(写真トップ)
↑池の周りに咲く、カタクリの花。
木道を歩き稜線へ向かいます、残雪がまだありました、木道の階段に腰を降ろしてしばらく休憩、カタクリが一杯咲いています。
さて、三周ヶ岳へ向かって出発です、ひょっとして笹薮が切り開かれているかなと期待したのですが、それは無理でした。
シャクナゲがまだ所々咲いています、一応今年も夜叉ヶ池シャクナゲを見ることが出来ました。
↑今年も夜叉ヶ池のシャクナゲを見ることができました。
岩場を過ぎると笹薮がだんだんキツクなります、笹の背丈が丁度顔の高さで、軍手をはめた手で顔を覆うようにして進まなければなりません、まもなくこの山も夏場は行けないようになってしまいそうです。
池から1時間20分、ようやく三周ヶ岳頂上に着きました。
薄曇りですが白山がはっきり見えます、「5月の白山」今年は無理ですが、来年は是非登って見たい。
↑三周ヶ岳への道は笹薮が覆っています。
↑三周ヶ岳頂上から見る、残雪の白山。
←三周ヶ岳の頂上にもシャクナゲが咲いていました。

<本日のコースタイム>
登山口7:15----7:50「池1500m地点」-----8:40「池500m地点」----9:00夜叉ヶ池9:10----10:30三周ヶ岳10:50----12:10夜叉ヶ池12:30-----13:45登山口

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 ■ 2004年5月12日(水)晴れ、夜叉ヶ池(1,099m) 今庄町岩谷林道登山口より
新緑の夜叉ヶ池
今日の写真はオールグリンになりそうです。
登山口に今日は車は5台です、大きなカズラの木を写して見ました、木下のトイレがとても小さく見えます。
夜叉ヶ池へは昨年も5月12日に登り、なんとか名残の石楠花を見ることができましたが、今年は暖かい日が続いたので無理かも知れませんが、三周ヶ岳の方へ行けば、ヒョットして見られるかなと思ながら9時10分に出発しました。
今日は本当に緑が美しいです、緑は疲れた目にとてもやさしい気分です、おまけに空気も美味しいかな、・・・・
前日の雨で沢の水量も多く、新緑と滝のコントラストが冴えます、夜叉ヶ池への道の最初の方はとてもおだやかで、登山の調子を良くしてくれそうで好きです。
大きなトチノ木のある水場までは30分弱、まだ休憩するには早いと思い、石楠花の木のあるところまで行くことにしました。
少し登りがきつくなります、ジグザグの道を登り、少し迂回してもう一度ジグザグの道を登ると石楠花のところです、やはり今年は完全に終了していましたが、風も通り抜けて気持ちが良いところです、休憩しました。(10時)
ここを少し登ると池まで1kmの標識があります、石楠花はなかったけれど、山ツツジが時々咲いています、これもそろそろ終りです。
天気は申し分ありません、道は急登が続きますが、新緑に包まれた中の道です、池まで500mの標識があり、しばらく頑張ると少し緩やかな道になり、池まで200mの標識を見ればまもなくです。
池への水平の道の両側にはカタクリの花が一杯咲いていました。
池には10時50分着、三周ヶ岳へまだ十分行ける時間ですが、立ち入り禁止の看板の上に、平日であるのに夜叉ヶ池パトロールの方が来ていました。
池は増水していて、ヤシャゲンゴロウ保護のため池の辺を歩くのはイケナイと言われるのはわかりますが、ヤブコギして行くのもダメと言われたので、どうしようもありません、県境稜線へも行くこと出来ませんでした、池のほとりでオレンジを食べ、五月ヶ瀬を食べ、タバコを2〜3本吸って、やや不完全燃焼の気分で下山しました。
6月頃、水が少なくなったら通れるそうです、10月頃には木道を付けるようなことも言っていました、三周ヶ岳を目指す人はご注意を。

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