2005年7月20日(水)曇り後晴れ
ひらがたけ 標高:2141m (単独)
新潟県魚沼市鷹ノ巣 


↑姫池から眺める平ヶ岳頂上
7月19日正午に家を出て、今回も一般国道を10時間ほど走り、鷹ノ巣の登山口に着きました、駐車車両が5台あり、2台程は釣の仲間のようで、まだテーブルを出して静かに宴会中です。
まづは明日のリュックの荷物を確認し、寝床をつくってから途中で買った鰻丼と漬物で私も小宴会、運転の疲れを癒しました。11時に就寝。
20日午前4時ヘッドランプを点けて出かけて行く人がいたので目が覚めました、朝はぶどうパンと紅茶で簡単にすませ、4時45分駐車場の横の林道から出発、なんと言っても往復20kmを超える長丁場、いろいろ考えた末での挑戦です。
今回の、平ヶ岳を計画してから、まずは地元での体力テストのつもりで、三ノ峰から別山まで歩いてみました、この時のペース配分を思い出しながら歩き始めました、丁度15分ほど歩くと登山口です、これはよくにた状況です、登山口には、今あちこちで見かける登山者数を調べる機械が付けてあります、案内表示には平ヶ岳10.5kmとあります、往復にしろ一日で20キロなどと言う距離は歩いたことがありませんが、気合は充分入っています。
さて、いよいよ六本桧ならぬ、下台倉山への標高差約800mの登りです、今日はダブルストックで望む事にしました。
しばらく登るとすぐにヤセ尾根です、真直ぐの登りですから傾斜は十分にあります、左上のヤセ尾根の写真は帰りに写したものです、登りの頃は早朝で曇り空、気温はまだ上がっていません、それに急勾配でのダブルストックの効果があったのか、足の疲れを感じていません、1ピッチ目は1時間を歩きました、次の下台倉山には6時45分着、10分程ではあるが標準時間を短縮しています、最近にないことです(休憩)。
次の台倉山は三角点があるだけで標柱はありません、通過して台倉清水まで歩きました(休憩)ここから2つほどコブを越えて白沢清水です、小さな水溜りのようですが湧き水のようです、ここで単独の男性に追いつきました、私の白い頭を見てか「早いですね!」と久しぶりに聞く言葉である、先行者が出発したので、ここで大休止としてオレンジを食べ、池ノ岳の急登に備える。
池ノ岳の登りは、やはり中々の手強さである、道も大雨に削られやっかいな登りである、大分疲れも出てきたと思った頃、先行者が休憩していたので休憩、埼玉の人です、最後の登りをほぼ一緒に登り、池ノ岳、姫池に到着9時55分、お互いに写真を写し合う、池の向こうに見える平ヶ岳頂上は遠くに見えるが30分程度であるので、ここで素晴らしい景色を満喫しながら、しばし休憩とした。
姫池の休憩所は居心地が良いが、そろそろ頂上へ向わなければならない、ここからは木道が整備されており、なだらかな登りの道脇には池塘があり、やや早い気もするが小さな花が沢山咲いています、雄大な景色を写しながら頂上に到着(10時45分)、頂上の三角点は小さな木立の中にありシャクナゲが咲いていました。
頂上からの下り道に、玉子石・水場の案内板を見て、そちらへ向かいましたが、水場(キャンプ場)の上の雪渓を踏み跡を辿っている内に、姫池へ戻ってしまいました、チョッと残念でしたが姫池も素晴らしいところ、ここで昼食をすることにして、ここまで冷たい状態を保たせてきたビールをグーッと飲みました。
↑池ノ岳から頂上へ
↑頂上近くより振り返る
↑頂上近辺
↑頂上近辺
↑頂上から水場(キャンプ場)への道
12時、お気に入りの姫池休憩所を後にして下山開始、11時頃からは青空も広がり始めました、雲が掛かっているのは燧ヶ岳の頂上でしょう、明日登る予定の会津駒ケ岳はどれかな、・・・・
下山もテンポよくと思い、しばらくトントンと歩いてみましたが、やはり膝にきそうな雰囲気です、明日のこともあると思いストックを使いながらゆっくりと足を降ろす、いつものパタンに変えました、台倉山から先は疲れも出て、登りと変わらぬタイムでしたが、無事鷹ノ巣の駐車場に戻りました。
下山後、桧枝岐村へ向かい、JAスタンドでガソリンを入れ、JAのマーケットで氷と飲物を購入、その隣にある温泉“駒ノ湯”に入り、ゆっくりと足腰を伸ばし今日の疲れを癒しました。

<本日のコースタイム>

駐車場4:45---登山口5:00---6:45下台倉山6:50---台倉山7:35---7:45台倉清水7:50---7:30白沢清水7:40---9:55姫池10:10---10:45頂上10:50---(水場経由)---11:20姫池(昼食)12:00---13:50台倉山---14:40下台倉山---16:40駐車場
(下りは大分疲れて登りとほぼ同タイム)


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