夜叉ヶ池1,099m  三周ヶ岳1292m  三国岳1209m
南越前町、広野ダム


 2007年11月5日(月)曇り    夜叉ヶ池から三国岳へ 

三国岳頂上から三周ヶ岳を見る
昨夜、明日は三国岳へ挑戦してみようかと思ったのであるが、近くの山はつい横着になって出発が遅くなってしまった。
登山口スタートが(9:10)夜叉ヶ池までなら十分であるが三国岳となるとどうなのかな。
とにかく歩き始める、今日の予報通り曇り空である、紅葉は見頃であるが、陽が当たらないと鮮やかさがない。
最近はゆっくり歩きの変わりに休憩は水分補給程度の短めにしている、夜叉ヶ池到着(10:55)ここには5名程のグループ2パーテー、他に1パーテーが池の向こうの稜線を三周ヶ岳に向っている。
まあまあのタイムで来たので5分休憩し三国岳へ向ってみることにした。
若い頃に雪の三国岳を歩いているが、夏道を歩くのは始めてである、ヤブの状態はどんなものかな。
夜叉ヶ池山(1212m)に着く辺りから笹の道となる。
(写真はこの頂上近辺んから見る、池と三周ヶ岳。)
このピークから一旦下り、次のピーク(1206m)に登る、笹に塞がれた道が多いが、ここには三角点があった。
さていよいよ三国岳へ向うのだがけっこう距離がありそうだ、それに鞍部まで大分下りになっている、しかし心配していた入り口は分ったし、道もある、行くしかない。
下り始めてすぐにササに覆われた道となる、ササを掻き分けてやらないと道は分らないが、道無しのヤブコギと言う訳ではない、時折リボンもあり、道はなんとか続いている、ヤブのことは文章では上手く説明できない、時々ヤブを歩いている人と、初めての人とでは大きな開きがあるだろう、やはり自分で歩いて見るしか無さそうだ。
我慢の登山を続けてようやく頂上へ、真新しいペナントがぶら下がっていた。12時30分到着、風も出てきた、まだしばらくは持ちそうだが予報は夕方から雨だったので、おにぎりを食べ、記念写真を撮り早々に下山した。
ひさしぶりに片道3時間半程の山歩きが出来た、近場の山も悪くはないが、少々足を伸ばしての山も行けそうな気分になった。



<本日のコースタイム>

登山口9:10---10:55夜叉ヶ池11:00---11:20夜叉ヶ池山---11:40,P(1206)---12:30三国岳12:45---13:35,P(1206)---14:05夜叉ヶ池14:15---15:30登山口




 ■ 2007年8月1日(水)晴れ 夜叉ヶ池から三周ヶ岳へ
8月の暑いさなか、なぜか夜叉ヶ池へやってきた、涼しい北アルプスにでも行きたいのであるが、今一体調が良くないので長丁場に自信がない。
登山口発8:20、最初の水平道路は順調であったが、水場を過ぎて登りにかかると足が重くなり、何時もは池まで1キロ地点まで頑張っているが、今日は1.5キロ地点で休憩、今日は結局3回も休憩した。
夜叉ヶ池到着は10時30分、風があり湖面を波立たせている。
稜線に出るとさらに風があり、汗をかいた体に気持ちが良い、今日は三周ヶ岳は中止のつもりで、夜叉ヶ丸の方の岩場に上って昼食にした。
ニッコウキスゲは、ここはもう終わっていた、ここから三周ヶ岳の頭が見える、昼食を済ませて池へ降りるつもりであったが、道も良さそうなので、三周の方へ偵察に行ってみることにした(11:10)。
岩場に花が咲いている、三周に少し近づたがまだ遠い、しかし縦走路はそれ程登りが続かないし、風は岐阜県側から休むことなく吹き続いていて気持ちが良い、もう少し行ってみよう。
道は笹で覆われているところがあるが、笹の下にはしっかりとした道があり、初めてだと不安かも知れないが、道以外は歩けないから、チョッと注意して行けば間違わずに歩ける。
いつの間にかほぼ中間と思われるピークまできた、今日はここまでのつもりでビールを飲む、風のおかげで思いのほかすごしやすい。
20分程休憩した、すでに12時を過ぎているが、ビールを飲んで元気が出たのか、やはり頂上まで行ってみる気になった、40分歩き頂上到着、一等三角点の標柱が立派だ、看板は小さいのが一つあるだけ。
白山も確認できるが薄ぼんやり、冷たい飲み物で残っているいなり寿司を食べる。
1時を過ぎたので下山、池で休憩し、3時45分に駐車場に戻りました。


<本日のタイム>

登山口8:20---10:30夜叉ヶ池11:10---12:40三周ヶ岳13:05---14:10池14:20---15:45登山口






 ■ 2007年4月6日(金) 晴  夜叉ヶ池
今日の予報は晴れ、よし夜叉ヶ池へ登ろうと出かける、自転車は積んできたが、ヒョットしたら車で登山口まで行けるかな、なんてチョッと期待したがやはりダムで通行止め、予定通りだからガッカリはしないが、この林道は本当にいつまでも車を通さない、林道の何処にも雪など残っていないのに。
ダムから自転車に乗ったり、引っ張ったりしながら、ほぼ50分程掛かる、昨年(4/17)来た時とは違って登山口の辺りには全然雪が無い。
準備をして出発(8:25)さて、どのコースで行こうか考えたが、夏道でも充分行けそうな雰囲気である、3〜4日前に降った雪が少し残っている程度の状態である、枝沢からの雪もほとんど融けてしまったようだ、夜叉滝を過ぎ、トチの大木の所まで35分、ここまでは順調である。
池まで1km地点まで35分、ここでオレンジを食べ休憩、この頃より新しい雪の下にザラメノの雪が残っている、500m地点まで30分、200m地点まで15分(10:20)、夏ならここから10分足らず10時30分には着けるはずであったが。
昨日のものと思われる踏み後についていったら、ストップして戻っているようだ、私も戻りながら下を見ると下に足跡が続いている、チョッと低すぎるのではと思いながらも、その踏み跡をたどってみた、ここも途中から引き返している、さて仕切り直しだと200m地点まで戻り休憩し、アイゼンを付ける。
200m地点から上下せずに、チョッと嫌な斜面をトラバスすると、ゲンゴロウの保護が書かれた看板の地点に出た、ここからしばらくで池の端の雪原に出た、足跡は何処にも無い、昨日の人は200m地点で諦めて下山したのであろうか?。
真っ白な雪原を歩き、ようやく池に到着(11:25)、
一時は、三周ヶ岳まで行って見ようかなどと思っていたが、時間もないし、第一気力が衰えてしまった、県境稜線に上がって見たが風が冷たく、夜叉ヶ丸もパス、池の近くの日溜まりで一人昼食、なんとも不思議な気分である。
下山は12時5分、登山口に13時40分、自転車でダムまでは25分ほどで着いた、通行止めも悪くは無い、夜叉ヶ池を独り占めできるのだから。