2009年8月27日(木)晴れ、単独
なすだけ 茶臼岳、朝日岳、三本槍岳(1917m)
栃木県那須町、那須ロープウエー駅より



峰ノ茶屋避難小屋近辺から見る茶臼岳(右斜面には噴煙が見える)

那須高原SAで朝食を済ませて、那須ICで高速を降りロープウエー乗り場へ向う。
朝から青空が広がる登山日和である、ロープウエーで山頂駅まで行けば茶臼岳頂上まで40分程度であるが、朝日岳から三本槍岳まで行こうと思うと、ガイドブックは3時間となっている、そんなに簡単な山ではない、気合を入れて始発(8:00)のロープウエーに乗る。
5分程で山頂駅に着きそのまま出発する、しばらくは道も整備されているが、斜面が急になるとあとはお好きなようにと云った感じで幾つも道があるが、ガレキノ道はどれも歩きにくい、予定通り40分で茶臼岳頂上(1915m)の鳥居に到着、祠には那須岳神社と書かれてるので、一般に那須岳とは茶臼岳のようだ。
噴煙を上げる裏側斜面を覗きながら、朝日岳との鞍部、峰ノ茶屋避難小屋へ向う、(約200m下る)。
ここへはロープウエーでなく、峠ノ茶屋から登って来る人が多いようだ。
峰ノ茶屋から朝日岳の登りは岩稜の道でなかなか厳しく、クサリも付けられている。
朝日岳頂上(1896m)到着は丁度10時、三本槍岳まではまだ相当ありそうだが心配することは無さそうだ。
到着した時に私と同年輩と思われるグループも出発していった、すぐに追いつくと悪いので少し休憩していくかと余裕の気分、しかしこの頂上に長く居る用もなし、まもなく私も出発することにした。
次に向うのは清水平であるが、朝日岳から下った後1900ピークに登り、そこから清水平へと下る、ここには木道が敷かれていて高所の湿原を歩くのは気分が良い。
清水平を過ぎしばらく登って行くと北温泉への分岐がある、道を左にとりもう少し登り尾根を抜けると目の前に三本槍岳が広がる。
三本槍岳は、かって白河、黒羽、会津の3つの藩の境界で、各藩が領地確認のために頂上に3本の槍を立てた、これが山の由来となっている。(ガイドブックより抜粋)
三本槍岳頂上到着(11:15)、標高1917m、昨日登った早池峰山も同じ1917mだったが、昨日とは違い今日は暑い、風の来そうな端によって昼食にした。
頂上には2グループの7人の方がいた、その後登って来た単独の熟年男性としばらく、山の話しや世間話をしてすごした。
12時過ぎに下山開始、登って来た道をそのまま下る、峰ノ茶屋小屋からは、茶臼山へ登り返さず、ここから駐車場へと下ったのでロープウエーの下り券は無駄にした、(片道を買うべきでした)
峰ノ茶屋から峠の駐車場まで35分ここからロープウエーの駐車場までは15分弱でした。
下山後寄った「鹿の湯」は本当の温泉場といった感じだった。