越前甲山 平成26年6月11日(水) 曇り
越前甲山(えちぜんかぶとやま) 標高(1319.6m) 
登山口: 勝山市横倉、(あまごの宿の奥)



 
  久しぶりにこの山へやってきた、花で有名な訳でもないし、山の雰囲気や景色が良い訳でもない、どちらかと言うと、何時も林道工事をしているし、峠からの登りがとてもキツイと云ったイメージで、山登りそのものにはそれほど魅力を感じないが、遠くから見たこの山はどこか迫力があって、登って見たくなる。

 今回も相変わらず林道工事で、通行止めの看板が立っているので、看板の近くの広い所に車を止めて出発(9:30)、しばらくで登山口の看板があり、矢印は小さな石仏のお堂がある所から行く昔の登山道を指している、前回通った時は大分荒れていたが、その後整備でもされたのかと思い、そちらに向かう。
 道は少しは良くなったかと思うが、それ程歩かれている雰囲気ではない、一番気になるのは昔ここでクマに出会ったことである、少し雰囲気は変わったが、それでも視覚、聴覚を働かせながら注意して行く、今日は林道工事が行われていて、音がこの辺まで聞こえる。多分クマもうるさくて、この辺には居ないだろう。
 35分程で林道に出合う、沢沿いの道を歩いているときからワラビが生えていたが、ここはクマの縄張りかも知れないので、ワラビなど採っている余裕はなかったが、林道と出合ってから先の登山道は、広く刈りはらわれて明るく、ワラビが次々と生えている、山登り優先と思っていたが、あまりにも太くて立派なのがあるので、とうとう採りながら行くことにした、一本取ると次のが気になり、大分時間を食ってしまった。

 大日峠に到着の頃は、少し疲れ気味、シートを出して、大の字になって休憩、10分休むと大分回復したので、急登に挑む、ストックは1本にして、空いた手はロープをつかむ、ここの急登は県内の山ではトップクラスであろう、あと800mの看板の少し上で休憩したが、あとは休まず頂上まで歩けた、頂上到着は(12:17)、行程は2時間47分でした。

 今日は誰にも合わないし、頂上にも誰もいません、ノンアルコールのビールを飲む、曇り空で陽射しはやわらかく、汗で濡れたシャツに風が気持ち良い、おにぎりを2個食べてから、加賀大日山方面の刈り払い道を少し偵察に行く、道が開いているのなら、一度行って見たいものである。

 記念写真も写したので下山する(12:50)、下りもロープの助けを借りて降りるので案外早い、大日峠(13:30)、林道出合(14:11)、駐車地点到着は(14:36) 下りは1時間46分でした。

  
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