富士写ヶ岳 平成26年3月19日(水)曇り後晴れ
ふじしゃがたけ(標高942m) 加賀市山中町
登山口: 我谷ダムの吊り橋より



 
 頂上まであと一息
 この山にはもっと早くに登りたかったのですが、なかなか体力と気力がともなわない、今日はかみさんが友達と朝早く起きて出かけていった。

 今からでも富士写ヶ岳の登山口に9時までには行けそうだと思い私も出かけることにした、通勤時間帯なので高速を使ったら、8時半には我谷ダムの橋を出発することが出来た、我谷ダムのコースは中々の急登であるので、最近は枯淵口コースを登っているが、冬道はやはり多くの人が登っている我谷ダムコースで行くことにする。
 初めの内は雪が無い、鉄塔に到着、急登を覚悟してスローペースなので、まだしばらく持ちそうだ、1時間程で単独の人に出会う、私よりももっとのんびりした歩きである(結局この人は頂上へは来なかった)、とにかく追い越したのだからすぐに休んでは悪いと思い1時間半程ガンバリ、チョット休憩、この時には前山もガスがかかり、まだまだ遠く感じられたが、その後30分程でガスが晴れ頂上が見えてきた、今の時期になると踏み跡はまあまあ固くガブラないけれど、たまに中が空洞になっていて踏み抜くことがあるので、危なさそうな所は、ストックと両足に体重を分散させてソロリと行く、こんな訳で時間は掛かったが、疲れは溜まっていない、最後の頂上への登りに近づいた、休まずに行けそうだ。

 11時15分頂上到着、2時間45分の行程でした、何にもない頂上と思ったが、雪の中から頂上の標柱がわずかばかり頭を出している、到着の頃からだんだん晴れてきて陽も射してきた、風も無くのんびりとパンの昼食、近頃はあまりお腹が空かない、朝起きが弱い上に、歩くのが遅いのだから、昼食の休憩時間を短くして少しでもカバーするかと考えた。

 30分程休憩したが結局誰も登って来なかった、考えて見るとあまり良い時期では無い、皆さん良く知っていて素敵な時に登られたのでしょう。
 11時45分下山開始、アイゼンは持っていないので滑らないよう慎重に下る、雪の有る山はやはりアイゼンはザックに入れておくべきだと思いました、朝方より大分ゆるんでいたので、なんとか無事に赤い吊り橋の見えるダムに下りてきました。13時35分、1時間50分掛かりました。

 少し時期的には遅かったけれど、登って見たかった山に登れて満足です。


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