白山 平成24年7月17日(火)晴れ、一時雨
白山、大汝峰(おおなんじみね) (標高2684.m)
登山口:白山市、別当出合登山口


 

 まだ梅雨明け宣言は無いが、なんとなく白山へ登って見たくなった、これは体調がまあまあと云うとなのだろうか、それと5月に登った鳴谷山から見る白山は大汝峰がとても立派に見えたので、次に白山に登ったら大汝峰へ登ろうと思っていた、まだ歩いていない所は一杯あるが難しい所へは行けない、ここなら自分でも行けると思うので行ってこようと出かけた。

 5時には別当出合の駐車場に到着、すぐ出発して登山センターへ、ここには数名いたが静かである、観光新道へ向かう夫婦連れがいたので、砂防新道のつり橋へ向かう、出発は(5:15)、中飯場の休憩所(5:55)私としてはまあまあのペースである、チョット水を飲んで休まずに行く、別当谷覗き(6:35)でチョット腰をおろす、次は甚之助小屋まで頑張る(7:15)なんとか2時間で付けた、ここにはすでに下山してきたグループが数名休憩中、私もベンチに座りオレンジを半分食べる。
 10分休憩したので出発、南竜分岐は休まず行く、この先辺りからは霧がかかっている、黒ボコ岩の急登で下山してくる十数名の団体に合うが、皆さん雨具を着用している、道を譲ってくれたので聞かなかったけれど上は雨なのだろうか、黒ボコ岩(8:30)、下はガスで見えない、弥陀ヶ原も霧に覆われており頂上方面は見えず、霧の中へ向かって木道をすすむ、五葉坂の途中で雨がザート来た、折りたたみ傘は持っていない、急いでカッパの上着を出して着る、室堂到着は9時、久々に4時間を切った、暑さに弱い自分の場合、霧に感謝すべきか??。

 霧は晴れないが雨は納まっている、オレンジを食べてから、カッパ上下を着ることにした、スパッもあるこれも付けよう、9時半出発、まずは白山奥宮殿にお参りをして、少し登ったところから千蛇ヶ池へ向かう道に入る、這松の茂る道はカッパを着て正解、まもなく雪渓に出会う、ここはなんとなく向こう側が見えてなんなく通過、そこから上に登り次の雪渓ではガスが濃く向こう側が見えない、適当に雪渓を横切り這松の中の道を探すが中々見つからない、上に来すぎたかと思い下へ行ってみた、結局わからずお花めぐりコースの道まで下って歩くことになった、ようやく千蛇ヶ池着(10:50)この辺りも沢山雪渓が残っている霧の中で一人考える「大汝峰はまた次回にするか」、取りあえずここでビールを飲む、つまみもスライスした鴨肉を持ってきた、しばらくすると霧が取れてきて、ぐるりの山も見えてきた、今の時期は少々遅くなっても日が高いのが強みだ、ビールを飲むと疲れが取れるのか元気が出る、大汝峰へ向かう(11:15)、最初の岩のゴツゴツしたコブを越えると頂上の石垣がみえる、思ったより簡単に登れた(11:45)、12時下山開始と決めておにぎりを食べながら周りの景色を見たり写真を写す、もちろん記念写真も一枚。

 予定通り12時に下山開始して、登りに予定していた室堂への近道を行く、周りが見えていれば早い、室堂着(12:50)、すっかりガスの切れた白山を眺めながら、しばらく室堂の雰囲気を楽しむ、休憩中の皆さんは今日はお泊りなのでしょう、動きがなんとなくノンビリしています、さて私は今から下山です(13:00)スタート、まだ登って来る人は時々います、木道を歩きながら観光新道で下ろうか悩んでいます、禅定道分岐からの下りがどうも苦手なのですが、途中は見事な花街道を歩けるかも知れません、やはり思い切って観光新道を下ることにして、黒ボコ岩通過(13:20)、ものの10分も経たないうちに花のお出迎えです、ニッコウキスゲ、ハクサンフーロー、花の名前はあまり知らないけれど群生している花を見るのは大好きです、花の好きな人なら足が止まってしまい前へ進めないだろうなと思いながら、私も色々写真を写してみました、この花達は殿池ヒュッテ(14:00)近くまで続きます、この後もニッコウキスゲや山ユリが禅定道分岐まで時々咲いていました、仙人窟(14:35)ここが室堂と別当出合の中間でどちらも3kmと書いた標柱があります、禅定道分岐は(15:00)、ここからは急な下りが続きます、足も相当疲れているので、つまずいたり、すべったりしないよう慎重に下りました、別当出合の登山センター到着は(16:05)、冷たい水を飲み顔を洗って一息、午後からお天気が良くなったので、観光新道は陽射しが強かったです。

 後は、駐車場に戻りすっかり着かえて家に帰りました。 別当出合から家までは100km、前回の能郷白山と同じ距離です。


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