取立山 平成24年2月16日(木)腫れ
取立山(標高1307m) 勝山市北谷町
登山口: 東山いこいの森


 

 2月に入ってからは毎日のように、家の周りの雪除けをしていた、たまに天気が良くても山へ行くほどの予報ではないので、2~3時間スキーに行っておしまいと云った日々でる、しかし今日は久しぶりに一日中が晴れの予報である、体調の方はそれほど良いわけではないが、明日からまた天気は悪くなりそうだ、今日出かけないと寂しい思いをするのではと暗示にかけて、ようやく出かける気をおこさせた、山へ行きたい気は大いにあるのであるが、出付けないとだんだん億劫になってくる。
 前置きはこの程度にして、さて今日の山登りの状況は、9時少し前に「いわなや」前の道路脇の広場に止めて、9時5分に出発する、登り口の近くにある温度計は0度を示している、今日はその割に冷え込まなかったようである、国道からは階段が作られていて小さな沢の右岸にいい感じの道があったが、すぐに道が途切れてしまった、丁度左岸に渡れるところがあったのでそこを渡ったが踏み跡が無い、雪はやわらかくつぼ足では無理なのでカンジキを付ける、適当に歩いていこいの森のバンガローのある林道につく、林道を少し歩いて再び先ほどの沢のところから林道と別れ直登コースを行く、踏み跡はあるが軟らかくカンジキを付けていてもけっこうゴボル、今日はお天気が良いから、多分先行者が居るだろうと他力本願で来たが、修行が足りないのか自力本願で頑張らなくてはならないみたいだ、ようやく夏の駐車場の上に出る、ドリンクを1本飲んでもう少し頑張ることにする、ここからは道は雪に覆われていてミニラッセルの状態だ、スキーの跡もあるがこれは曲者、やはりカンジキで歩いたであろうと思われるところを選んで行く、経ヶ岳が見えその後急登が続く、今に誰か追い越してくれる人が来るだろうと思って振り返ると、遠くに人影が見える単独のようだ、私は大分ヘバッテいるので超スローペースで登っていると、穏やかな広い斜面の辺りで追いついてきた、以前にも一度取立山でお会いした人だ、私のHPも時々みて下さっているようで、チョット話して先に行ってもらう、チョット気楽になったので適当な木に寄りかかって大休止。
 ここまでにすでに2時間半近く経過しているが、あと1時間あればなんとか着けるだろうと思い最後の登りを頑張る、今日は予報通り晴れていて、周りの景色も美しい、ようやく白山が見えてきた、しかし頂上部分に薄い雲がある、頂上到着は12時25分、頂上には誰も居ない、追い越して行った人はと見ると原高山方面に向かっている人影がある、皆さん頑張りますね、私はもちろんここで終了、簡単な昼食を食べて居ると、ごまんどう山から縦走してきたと言う若い山スキーの人、そして次はいこいの森から来た、年輩の山スキーの人、金沢の方で73才とのこと、・・・・脱帽。
 若い人はしばらくの休憩で取立小屋の方へ下って行った、パワーがあるな。そろそろ下山しようかと思いながら眺めると、原高山へ行った人が直ぐ近くまで戻ってきているので、しばらく待ってみることにする、金沢の人と3人で晴れ渡った山々を眺めながら、周りの山の話をする。
 下山開始1時15分、帰りが少し遅くなるのかも知れないと思ったが、下りは早い1時間半で2時45分には駐車場に着き、予定どうり4時半までに帰宅できました。
 
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