下谷山
2012年11月13日(月) 曇り 単独
音波山(872m)、下谷山(971m) 
南越前町栃ノ木峠より



                          紅葉は栃ノ木峠辺りまで降りてきました。

 昨年の11月に音波山に登り、途中で出会った登山者の人の話をもとに下谷山を目指して見ましたが、下調べ不足で途中で引返しました、やはり少し気になっていたので今日出かけて見ることにしました。

 このところあまりお天気が良くありません、今日もそれほど良い予報ではなかったのですが、3時ごろまではなんとか降らないでいてくれそうな予報を頼りに出かけました。
 ベルグ余呉スキー場の入り口の駐車場に車を止めて出発(8:10)、紅葉は大分下に降りてきて、峠辺りが見頃のようです、スキー場のゲートを隅を通って中に入り、すぐに左の尾根にある鉄塔巡視路の階段の道を登ります、歩き始めにはチョットきつい登りですが、しばらく頑張ると緩やかになり、紅葉を眺めながら進みます、第一鉄塔と第二鉄塔の間に栃ノ木峠への下山道と思われる道があります、第三鉄塔(8:52)まで行くと余呉スキー場が眼の前に見え、これから登る山並みも見えてきます、ここからは緩やかな道になり電波塔にも間も無く到着(9:07)、ここから少し下り、次の鉄塔へ登り、また少し下って少し登ると云った感じの道で、今日は風が少し冷たいですが、お天気が良ければとても気持ちの良い道です、でも次の鉄塔で巡視路と別れてます、ここからは道はグンと悪くなります、時々怪しい所もありますがリボンがこまめに付けてあるのでそれを見逃さないようにしながら、巡視路分岐から30分程で音波山に着きます(9:55)、この頂上への入り口はチョット分かりにくく通り過ぎてしまいそうになりましたが、以前にも来ているので何とか分かりました、頂上から少し下り5分程の所に巨木が倒れています、ここまで来たら音波山の頂上は過ぎたということです。
 目的の下谷山はここからまだ大分ありそうです、若いブナの林が続きます、落ち葉に埋まった斜面はどこでも歩けそうで不安になりますが、ここらにも時々リボンがありそれを頼りに進みます、音波山から1時間少々で、下谷山と大音波山の分岐に着きました、ここでいつもザックの後の網ポケットに入れているGPSを取り出して見ます、970mのピークは左へあと少し、今日は無事頂上へ登れそうです、分岐から13分で下谷山頂上に着きました(11:13)

 先ほどまでは今にも降るかと思うような雲が空一面を占めていたので、あまり休憩せず早々に退却するつもりでいたのですが、厚い雲が去り薄い雲になると軟らかい日差しが温めてくれます、風も和らいでいます、思い直してお弁当を食べることにしました。
 30分程休憩し下山(11:45)、薄日ではあるが日が射すと紅葉が綺麗に見えるので、登りにもいろいろ写したのですが帰りも写しながら下山、音波山(12:54)、巡視路分岐(13:27)、電波塔(13:47)、その後登るとき確認しておいた、栃ノ木峠へ下る道を行く、ほとんど歩かれていない雰囲気ではあるが小さな切通しの雰囲気の情緒ある道である、なぜこの道を使わないのかと思いながら下りました、峠の地蔵堂の屋根が見える頃から道が怪しくなる、下りの場合すでにお堂の屋根が見えているからそちらへ向かえばいいが、登りとなるとさてどう登ったら良いのか分かりずらいと思いました。
 お堂から朝の駐車場までは10分弱着きました(14:48)、車について靴を履き替えて帰路に着くころには、ポツポツと雨が降り出しました、頂上へも登れたし、雨にも会わずに済んだのが、なんとなく嬉しかったです。

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