経ヶ岳 平成24年10月5日(金)曇り時々晴れ
経ヶ岳(きょうがたけ) 標高 (1625.2m) 
登山口:大野市六呂師、林道法恩寺線、展望駐車場より


 
中岳と経ヶ岳 

 経ヶ岳には長いこと登っていない、登ろうと思って出かけたが通行止めで、行き先変更をしたことが2度ある、青少年の家から歩けば良いのだろうけれど、それだと大分早く来ないといけないし、車で行けるところを歩くのはあまり好きではない、そんな訳で長くご無沙汰していたが、最近登った記録のブログを見つけたので出かけて来た。

 六呂師スキー場手前の広域基幹林道法恩寺線の看板の所を右折して林道に入るが、入口に通行止めの看板が立っている、しかしゲートはない、多分展望駐車場までは行けるだろうと前進する、結構林道を長く走るが無事駐車場に着いた、1台駐車車両がある、来るとき大野の街では小雨が降っていた、この辺りは降ってはいないが霧に包まれていて、なんとなく寂しい気分であったが、駐車車両を見つけて少し気楽になる。

 登山口出発は丁度9時、夏草がズボンを濡らすと思いスパッツを付けたが、道は草刈がしてありました、でも最初の内は石のゴロゴロした歩きにくい道で濡れた石は滑るので慎重に行きます、それに道はなかなかの急登続きです、保月山まで1時間かかりました、チョットだるい気分で今一調子が良くありません、ドリンクで元気を付けて杓子に向かいます、牛岩の手前の登りと岩を巻いた登りに結構長い丸太の階段があります、以前登った時はもっと楽に杓子岳に着いたように思ったのですが今日はキツイ、杓子岳(10:45)、以前はここに「釈子岳」と書いた標柱が立っていたのですが今は標識的なものはなにもありません、この辺りから頂上方面の景色が良くなるはずですが、まだ霧の中で中岳への距離感が分かりません、中岳(11:05)、切窓(11:15)、ここへ来たら一気に霧が晴れ頂上が見えました、最後の登りを頑張ります、勝山方面が良く見えます、勝山は恐竜会館の建物が光るので分かりやすいです、頂上まじかで下山者に合いました、単独で案外若い人でした、間も無く頂上到着(11:55)、一時は12時半近くになるのではとも思ったのですが、後半チョット持ち直したのか、3時間を少しだけれど切ることができました、でも今日は疲れた。

 頂上には誰もいません、雲の陰になることが多く陽射しは強くありません、ビールを飲んで昼飯を食べてから景色を眺めます、着いた時よりも少し雲が上がり白山もなんとか見ることが出来ました、さて45分程休憩したので下山開始(12:40)、10分程下りたころ、単独の登山者あり、まあまあの年輩、今日は疲れたと云っていました。さて下り道ですが滑りそうな坂道で木枝が無いのでストックで確保しながら下るのは登り以上に疲れます、切窓から中岳への登りも結構きびしかったけれど、中岳を過ぎてから、頂上を振り返りながらの景色はとても素晴らしく、これが経ヶ岳の魅力の一つですね、明日になると辛かったのは忘れてしまい、この魅力ある景色だけを思い出して、また出かけたくなるのでしょうかね。

 滑りそうなところが多く歩きにくかったけれど、やはり下りは登りより楽だったようです。3時20分に登山口に着きました。
 登山道はところどころ階段が切られたり整備がされているようで、「登山道整備用材・青少年の家」と書いて資材が置いてありました。 今日は疲れたけれど、とても素敵な山であったことは間違いないです。


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