武奈ヶ岳 2011年12月15日(木) 曇り、単独
武奈ヶ岳(ぶばがたけ) 標高(12141m) 
滋賀県大津市葛川坊村町、明王院より



 

武奈ヶ岳頂上 (御殿山より)
 今年の山登り回数70回を記念して、少しお出かけの山へ登りたいと思ったが、このところ登山口まで30分程度の山ばかり登っていたので朝起きが苦手になってしまった、それに近くの低い山ばかりなので、遠くの山の雪の状態など検討もつかない。

 でも今年最後の山のつもりで、少々がんばって武奈ヶ岳(1214m)に登ることにした、久しぶりに朝薄暗い(6:30)に家を出て、161号線で国境スキー場を通り朽木へ行く、大津市葛川坊村町、明王院近くの点滅信号で右折し、市民センター前の駐車場に車を止める。

 車を走らせながら山を見ると、上の方は雪があるように見える、今日は一応昔の皮の重い登山靴も持ってきたので、少々重いけれどこの方が無難のようだ、準備をして出発(8:10)橋を渡り国道を横断すると、綺麗なトイレがあるのでチョット使わせてもらう、地主神社前を通り、赤い橋のある明王院の少し先に登山口がある。

 この辺りの山はどれも川近くまで迫っており、道路は山と川に挟まれた狭い所を走っている、明王院から登山道が付けられているこの山も、川近くまで迫っており、急なジグザグの道を登っている間も、ズーット真下に道路が見えている、ようやく下を走る自動車の音が聞こえなくなった頃、御殿山コース、レスキューポイントの標識がある。
 その後登りもやや緩やかになった頃、坊村2km・武奈ヶ岳1.5kmの標識がある(9:40)、少し前から雪が見えてきたが道には殆どない、その後主稜線を外して右の斜面をトラバス気味に行き、そこから御殿山への登りになる、御殿山着(10:20~25)、風が出てきて雲ゆきも怪しくなってきたので、薄手のヤッケを着る、ここからの下り道は急坂の上に雪が凍っていていやな感じだ、この辺りの山では風が冷たく凍りやすいのだろうか。
 ワラビ峠に着く(10:30)、ここから頂上までの登りも凍っているのか心配したが、それほどでもなく無難に登れた、しかしこのころから頂上付近は雲に覆われてしまい景色は何も見えない、ピークの標識を2つ越えたあと、あまり登りもなく霧の中に頂上のポールが見えた、頂上着(11:10)、今日は誰も居ませんね、それに景色の写真は駄目なので頂上の高い標柱と六地蔵様を写し、記念写真も撮りました。
 風下でパンを食べながらGPSを見ると、電池切れで軌跡が取れてないので電池を入れ替える、風下に居ればそれほど寒くは無いが、どうもこの後も良くなりそうでは無いみたいなので下山することにした(11:35)
 10分程歩いたら、ガスの中に登山者が見えた、若い2人連れである、チョット言葉を交わし別れる、その後単独の中高年の人に合い、さらに御殿山から下ってくる中高年の団体(男5人女7人くらいかな)に出会った、皆さんアイゼンを付けてキマッテいる、仲間が沢山いて良いですね、・・・・・
 一人で登るのは気楽でいいのですが、これから雪が積もると行ける山は限られてしまうのですよね。

 登りは3時間、下りは2時間10分で明王院に13時45分に着きました、時間があるので階段を登ってお参りもしました。
 

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