2009年8月26日(水)曇り後晴れ、単独
はやちねさん、 標高 (1917m)
岩手県大迫町河原坊登山口より



↑ 小田越コース、五合目御金蔵辺りから見る頂上方面

今日の早池峰山は今回の百名山5座の旅のメインです、昨夜は早池峰ダム近くの道の駅「早池峰」で車中泊、休憩所やトイレも新しく綺麗だ、いろんな自動販売機があり、夜中は自動点灯になっている、私の着いた時には3台の車があり、朝までに1台増えていた。
26日早朝はここで洗面とトイレを済ませ、河原坊の登山口へ移動、ハヤチネウスユキ草の開花時期には、ここはシャトルバスを利用することになっているそうであるが、今は静かな駐車場で数台が止っているだけである。
朝の日差しの中を出発(6:05)
前日、前前日にロープウェー等で登った山とは意気込みが少々違う、まずは予定タイム2時間の頭垢離を目指す、3度ほど沢を渡り、その後は岩石で埋まる登り一辺倒の道であるが、今日はとても涼しいのが助かる、ただ黙々と歩く、出発から1時間程で休憩しているご夫婦に追いつく、できれば頭垢離までは休まずに行きたらとの思いで休まずに通過し急登を頑張る、どこで休憩しようかと思いながら上を見る何か標柱が見える、下を見ると先ほどのご夫婦が順調に登って来る、急登ではあるが歩みはゆっくりなのでまだしばらく持ちそうだ、2時間と云えば白山では甚ノ助小屋までの時間であるな、などと考えながら歩く。
御座走りの標柱に到着(7:35)、まだ頭垢離の標柱ではない、今の私に30分の時間短縮など出来るはずが無いのだから当然と思いながらもチョッと残念、しかし標柱には河原坊1.8km、頂上0.8kmとある、頂上は案外近そうだ、上を見上げ次の大きな岩を目指す。
次に着いたのは打石、次に千丈ヶ岩に到着(8:05)、2時間を経過、頭垢離の標柱は見ることが無かったが、頂上は近い、標柱には河原坊2.2km、頂上0.4kmとなっている。
ドリンク1本を飲み、短い休憩で頂上を目指す、クサリ場を過ぎると間もなく稜線の雰囲気である、稜線に出るとまだこの先に頂上が遠くに見えるのだろうか?。
お〜、これはなんと頂上のようだ、先ほどまでの青空がなくなってしまったのが残念ではあるが、久しぶりにガイドブックの標準タイムを大きく短縮して2時間30分で到着(8:35)、しかし私が特別早かったわけではない、途中で休んでいたご夫婦もまもなく到着した。
花の時期なら写真を撮りながらの歩きだから、時間が掛かるのだろう、早く着いて気分が悪い訳ではないが、お昼弁当には早すぎる、ガスの晴れるのを待ちながらチョッと手持ち無沙汰。
頂上での写真を撮ったりしながら休憩していると、小田越コースの方からの登山者が次々到着。
頂上のガスもきれそうであるが、少し下った方がよさそうなので、そろそろ頂上を後にすることにした(9:25)
頂上から下山し始めた辺りはお花畑が広がり、木道も整備されていて、河原坊コースとは雰囲気の異なる易しい環境だ。
下るにつれて下の景色が広がってくる、頂上方面も晴れてきたようだ。
易しい雰囲気の道は終わり、今度の天狗の岩滑りは結構長いハシゴが2段続く、ここはストックをザックに取り付けることにした、早池峰山はいろいろバラエティーに富んでいて花の時期で無くても楽しめる山である。
天狗の岩滑りを降りると、又なだらかなの雰囲気になり、頂上方面の景色が美しい(写真トップ)
お花畑も広がり、花を撮りながら登る若い女性メンバーにも出会う、見晴らしは良く、近くの山々遠くの山々、それに河原坊登山口の駐車場、小田越登山口と思われる辺り、すべてが眼下に広がっている。
小田越登山口到着(11:15)、案内板の地図を確認して、ここからは舗装された林道を2km程歩く、11時45分出発点の河原坊に着きました。
4年前、東北の山巡りの最後の日にこの早池峰山を訪ねたのですが、台風の接近であきらめて帰りました、その後気になる山の一つでしたが、本日無事登頂を終え、また体調も悪くないみたいです、早速無事下山をカミサンに電話し、明日の予定地、那須岳へと向いました。
立ち寄った日帰り温泉は築館近くの赤坂温泉だったと思います。