2007年5月3日(祭)晴れ、単独
段ノ岳(だんのたけ) 728.6m
池田町東俣より



この山も地元の山と言ってもいい距離にあ山なので、名前は以前から知っていたが、登山道と言うようなものは無いようだ、藪の中に時折あらわれる細い道をたよりに登るしかない。
おがわさんは、杣木俣から登りお地蔵さんのところに着いたらすぐ下に池田からの林道が来ていると書いてあったので、その池田からの林道を使わせてもらう計画である。
しかし車は最上部までは進めずに、H350程のところの広場に止めここから歩くことにした。(9:10)
歩き出してすぐに堰堤がある(上の写真)、林道は中々の傾斜でだんだん道も悪くなってくる、20分程で二俣を右に行く、遠くに段ノ岳が見える。
さらに林道を15分程進むと左の尾根へ行くらしい道がある、これが尾根のどの辺りに出るのかはわからないが、とにかく登ってみる。
尾根に着いてみると、そこにお地蔵さんがある、取り付きから1〜2分である、ピッタシとは嬉しいね。
まだ歩き出して35分程度なので休まずに行く、ここもおがわさんの説明通り、お地蔵さんのすぐ後ろから登る。
ここからは、道があるような、ないような、いいなと思っていくとヤブ、左右の良さそうなところを見つけて進む、しばらく調子よくいくとヤブ、こんなことの繰り返しであるが、まあまあ前進しているようである。

ブナの新緑が美しくなって来た。
H580程のコブに登り80m程下る、左側の瘠せ稜線を時々確かめながら左寄りに道をとる、ブナの新緑は美しいが、見通しは悪くなってきたな。
鞍部到着(10:30)休憩。
この山も、前回の唐木岳も、以前から登りたいとは思っていたが、一人では今一自信が無かったが、GPS買ったのでその威力を試して見たくなり、出かけてきた訳である、2万5千の地図も出るし、その地図上に自分のいる所がわかる、まだまだ使いこなしていないけれど、それだけでも凄い。
鞍部の辺りから見る、段ノ岳。(左)
鞍部からの道も、途切れ途切れである、登り道は下りよりは読み易いが、どんどんん先へ進める状態ではない、やはり時間は相当掛かった、三角点到着(11:40)スタートから丁度2時間半。
三角点もヤブの中、頂上に小さな看板があった、逆光で字が読めないのでは無い、すでに字は消えてしまっていた。
頂上のすぐ近くの杉林の中に平地があったので休憩、ビールとそばを食べる、タバコは熊よけになると自分は思っているので、充分火の用心をして吸う。

35分休憩した、さすがにここで昼ねするほどの度胸は無い、そろそろ下山する。(12:15)
下りは何故か右側が歩き易く、何時の間にか右による、左へ修正するが、叉右へ寄る、大きく左に修正したら、今度は左に寄りすぎ、こんなことをしながら、なんとか瘠せ稜線、そして鞍部へ着く、ここまで下りは登りと同じ1時間掛かった。
おがわさんも書いていたが、鞍部には東俣の方に切り通し状の下りたくなるような道がある、林道がこの下まで延びていれば最高であるな?。
ここを下りてみることにした、やはり切り通しの昔の峠道はしばらくであった、残念ながら標高500mを過ぎても林道は無い、ここまでは延びていなかったのだ、しかし下に堰堤がある、とすれば工事用道路がきているだろうと堰堤まで下りた、林道はあった、でもこれは登って来た林道とは違う、しかし最早上り返す距離ではない、そのまま林道を下る、登った林道と合流(2:30)、ただし、車を止めたのはここより1km程上である、あと20分程で駐車地点に到着したが、やはり下りは慎重でなければならないと思ったしだいである。