2004年8月9日(月)〜10日(火)
標 高  2,702m  孫と二人で
石川県白峰村、別当出合より

孫との白山登山は、昨年からの約束です。本当は南竜ヶ馬場でキャンプをして白山へ登りたかったのですが、ジイちゃん一人では装備を担ぐのは無理なので、室堂へ泊ることにしました。
最初、5日に行く予定でしたが、急に台風が来たので延期、今日は市ノ瀬で通行規制です、大人400円、小人200円の乗車券を買って7時発のシャトルバスの乗りました。
7時半に、新しく出来た吊り橋からスタートです、チョッとヘッピリ腰かな。
砂防新道は時々休憩小屋と水場があるのがいいですね。
冷たい水を飲んだり顔を洗ったり気分転換になりますし、トイレもあります。
8時15分、中飯場の小屋までは休憩無しで来ました(10分休憩)
次は別当覗きで休憩し、その次は覗きと甚ノ助小屋の中間位で休憩しました。
甚ノ助小屋には9時55分に到着し、日陰に入り大休止です(30分)、オレンジを食べ、おにぎりも一個ずつ食べ、おやつもいろいろ食べました。
さて、元気を出して再び出発です、南竜分岐の頃からガスが出てきました、黒ボコ岩に向います、霧がさらに深くなってきました。こんな雰囲気のところを歩くのもチョッと変わっていいかな、それに夏の真最中にこの涼しさを味合うのは、・・・
甚ノ助小屋からは3回ほど休憩して黒ボコ岩に到着しました、黒ボコ岩の急登の途中にある延命水で冷たい水も飲みました。
黒ボコ岩には11時50分着、スタートから4時間20分です、ここで昼食としました。
今日は室堂泊りですからあわてることはありません。
黒ボコ岩を出発して、弥陀ヶ原の途中で霧がついに雨になりました。
最後の登りの五葉坂をガンバルと室堂センターです。12時50分に着きました。
すでに宿泊の予約はしてあるので、センターでしばらく休憩をしてから受付しました。
1泊2食、大人は7,700円、小人は6,100円を払うと、早速部屋へ案内してくれます。
今夜の宿泊は御前荘の3号室、一番山よりですから、部屋からの眺めも悪くはありません。左右に2段のマスがあり、一マス5人です、上の段が割り当てられました、上り下りは面倒ですが、下の段より気楽な雰囲気です。
外は小雨ですが降り続いています、亘生君はお菓子を食べながらゲームボーイです。
5時からセンターで夕食です、雨も上がりました、献立はハンバーグです。食後二人で室堂近辺を散策しました、雲の流れのようなゆったりとした一時です。
10日朝、4時に起きました、あまり頂上で日の出を待つことのないように、4時20分に出発しました。今日の日の出は5時7分頃です、しばらくでヘッドランプなしでも歩けるようになりました、しかし亘生君の体調が悪くなったので防寒着を着て休むことにしました。でも頂上へは行きたい気力がまだあるようです、ゆっくり休憩しながら登りました。

ついに頂上に着きました、すでにほとんどの人は下りてしまったのでとても静かな頂上です。
亘生君もようやく笑顔になりました。
頂上から見る、朝の室堂センター方面
下りはとても調子が良く、朝食の時間にも充分間に合いました。
おみやげを一つ買って部屋に戻り、後片付けをし、下山準備が出来たので外にでました。

今日の天気は上々です、室堂で写真を撮ったりしてから、8時30分に下山開始しました。
帰りはエコーラインを行くことにしました。広々とした弥陀ヶ原を木道が続きます、花は大分終りのようですが気持ちの良いところです。
南竜の小屋が見えてきました、この辺りからはニッコウキスゲが沢山咲いています、孫もニッコウキスゲが気に入ったようです、コウキの名前が入っていると言って喜んでいました。
甚ノ助小屋、別当覗き、など昨日の休憩したところで休憩しながら中飯場で昼食、でもお弁当は注文しなかったので、質素な行動食、下へ着いたら何を食べに行こうかと話をしながら出発地点の吊り橋に着きました12時45分、さて帰りに何を食べたかは2人の秘密です。
それから、また山登り連れて行ってねと言っていたのが嬉しかった。

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