2003年10月9日(木)快晴
標 高  2486m (単独)
栃木県日光市 二荒山神社より 

戦場ヶ原から見る、男体山
座禅温泉のシャレ−丸沼は、前日にお願いしておくとお弁当を作ってもらえるし、料金も1泊2食8,200円と安いのであるが朝食が7時45分からである、弁当だけもらって清算をしてもらい7時に出発した。
車のフロントは霜で真白、しばらくエンジンで暖めて、タオルで一生懸命拭いて、ようやく出発である、今日は最近にない快晴の日となった。
金精峠を越えた辺りにはカメラマンが沢山いる、戦場ヶ原を過ぎ、華厳の滝近くの、二荒山神社に着く、登山者用駐車場がある。
拝殿への門をくぐると登山受付があり、登拝料500円を払う。
お守りとコース案内書をもらい、コースの説明をしてくれました。
拝殿の右側の門から出発である(7:55)石の階段が続く、階段を過ぎて山道に入ると、趣のある一合目の石碑が立っている。
まだ裾野部分なので穏やかな登り道である、
舗装された林道へ出る(8:35)そのまま林道を25分程歩くと鳥居と登山道入口の大きな看板がある、鳥居をくぐる(9:00)この辺りが四合目だそうである、コニーデ式火山のカッコの良い山は、登り一方でいつも閉口する、今日の山も標高差1200mで荒島岳並といったところか、五合目へ到着(9:15)トタン葺きの小さな避難小屋がある、樹木もまばらになり、眼下に中禅寺湖が見えてくる、嬉しくなるような天気である。
しかし傾斜はさらにきつくなり、岩の多い道となる、七合目小屋に到着(10:00)ここから先の登山道はさらに急斜面の岩道である、ここから先は木立も少なくなり、陽射も強くなってきそうである、長袖のシャツは五合目で脱いだ。
木陰の岩の上で休憩し、この急登にそなえる、木陰に入ると風は涼しい。
よし、出発、見上げるような岩とガレ場の斜面に赤いペンキで右、左と矢印が付けてあり、時々手を使いながらの登りである、落石注意の看板が何箇所もあった、登山者は思いのほか少ないので気軽であるが、もし沢山の人が上を歩いていたら、下に続いていたら、怖い感じのところである。
戦場ヶ原と日光白根山
八合目に到着(10:40)このあとしばらくで急斜面は終り、砂礫の登り道となる、天候も景色も申し分ないが砂礫の登り道は体力を消耗する、喘ぎながらの九合目(11:10)だんだんペースが落ちている、ようやく頂きに着いたと思ったがその先にまだ高みがある、これはそれほどの登りではなく、なんとなく頂上に着いた(11:35)
この男体山は、二荒山神社の御神体になっているそうである、先日登った白根山にも二荒山神社があったし、日光にもあった、相当勢力の有る神社であったのだろうか。
先ずは奥宮を参拝し、その先の岩の上に天に向いて剣が立っているところで休憩しました。
この山の頂上は、2m高い2,486mに変更するとテレビや新聞で報道されたそうです、途中から板とペンキを持ってきた人がいたので、さっそく皆で新しい標高の看板を作成することにしました。
板を持ってきた人は72才、書いている人は63才?、私は口を出しただけ、まだ61才。

写真右は、看板作成中
写真下は出来上がった看板の前で記念写真

写真下右は、頂上から見えた富士山

      (見えませんかね、雲の上なんですが)
2,486mの山も今日はお天気が良いので寒くありません、いろいろ遊んでいたので下山開始は1時10分過ぎになってしまいました。
景色を楽しみながら、急な岩場は慎重に、下りました。
二荒山神社の登山口には3時30分に着きました。
車の中ですべて着替えて、気分も新たにし500キロ先の我が家へと向かいました。

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