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平成14年7月21日(日)晴れ 標高 3033m (単独) 長野県長谷村戸台 |
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馬の背の稜線から見る、仙丈岳・仙丈カール・仙丈小屋 |
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18日頃から毎日天気予報をみては何処へ行こうか考えていました、悩んでいたと言った方が適切かも知れません。 20日と21日、さあどっち、21日で勝負することにしました。 20日の予報で近畿、関東甲信地方の梅雨明けが伝えられ、早速私の登山計画ファイルの中から、南アルプスの仙丈岳を選びました。 どうせ暇な人間だから経費を節約しようと、高速を使わずに行くことにし、20日午後3時30分家を出発、365号線で関が原へ出て、21号線、19号線と通り中津川まできました、岐阜県から長野県は渡るのはやはり恵那山トンネルを利用するのがよさそうなのでここから高速に乗り、駒ヶ岳サービスエリア着9時、約5時間半一度も休憩せずにきました、時間は2倍、神経は3倍疲れます、高速料は4000円ほど安くなった計算ですが、得した気分にはとてもなれませんでした。 今夜の宿泊場所は、明朝1番のバスに乗りたいので、長谷村のバス発着場の駐車場にすることにしました、1番バスの出発は6:25北沢峠7:25、帰りの北沢峠最終は15:55、その間約8時間半です、 11時頃に駐車場に着き朝の4時頃まで仮眠しました、窓を少し開けておくと涼しい風が入ってきます、またSAと違って静なのでよく寝れました。 21日朝、5時頃からぼちぼちバスの乗り場に並ぶ人がでてきました、予定より早くバスが出るかも知れないとの情報です、私もそろそろ並ぶことにしました6時に1番バスが発車しました、1台28人乗り、私は3番目の車に乗れました、峠まで約1時間、運転手さんがいろいろと説明してくれます、私は峠少し手前の大平山荘(おおだいら)で降ろしてもらいました7時です、25分ほど早く着きました、最終バスが決まっている時の25分は貴重です、早速準備をして出発しました、南アルプスの山と言う意気込みとは別に、ごく普通の山道のスタートです、樹木の中の、道の整備も並といったところです、1時間ほどで沢を左岸に渡り、その後は沢沿いに稜線へつめます、沢の休憩から1時間ほどで馬の背ヒュッテに着きました、名前からすると相当厳しいところがあるのかなと思っていましたが、・・・・・ コースガイドからするとこれで5割強の行程が終了です、時間的余裕が出来たので(休憩) 左上 : 朝一番バスの出発を待つ登山者 左中 : 出発地点の大平山荘 左下 : 稜線近くの馬の背ヒュッテ |
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馬の背ヒュッテからしばらくで稜線にでます、仙丈岳が見えてきました、(トップの写真)稜線は涼しい風が吹き気持ちが良く、色々な花が咲いています、シャクナゲも咲いていました、稜線は大きな登り下りはなく過ぎ、カール入口の仙丈小屋が大きく見えるころより、ジグザグ道となり小屋までつづきます、この辺りも花が咲いておりました、小屋少し下の水場の水は、夏に感じた手が切れるような冷たさでした。 馬の背ヒュッテから仙丈小屋も1時間程です、ここはとても気持ちの良いところでベンチもあり、チョッとおかしを食べましたビールを飲もうかとも考えましたが、やはりビールは頂上にしようと、頂上へ向かいました、風が涼しすぎるので長袖にしました。 頂上近くまでお花畑がつづきます、今が見頃なのでしょうね、小屋から30分で頂上に着きました10時45分。 頂上からの眺めは素晴らしいです、甲斐駒ヶ岳はズート見えていました、頂上では北岳も雲から顔を出してくれました併せて富士山までも歓迎のエールを送ってくれました。 |
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赤・白・黄・紫、いろんな色の花が咲く頂上近辺のお花畑 |
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頂上から見た北岳と富士山 |
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小仙丈岳方面から見た頂上と仙丈カール |