平成14年9月25日
標高
 2446 (単独)
新潟県妙高高原町笹ヶ峰

外輪山に囲まれた妙高山と天狗ノ庭 (9月24日火打山の下山道より写す)
明日の妙高山登山を考え、今日の泊りは黒沢池ヒュッテ(左上)とし、2時半前に着きました。
宿泊をお願いし、ドームヒュッテの裏の三角小屋へ案内されました、立派とは言えませんがドームの方は団体予約のようです、こちらは下に8名のグループ、上は私ともう1名、単独の人の2名、三角小屋ですから上は狭いですが、混雑時なら5名程度の所を2名ですからゆったりです、4時頃にブランデーとチョコレートを持って一杯やろうと外に出たら、30名余りの団体さんが楽しげにやっており、誘われるまま仲間に入れていただきました。新潟の大学の学生さん達でした、「一期一会」楽しいひと時をありがとうございました。
9月25日、弁当をお願いしてあったので、それを受け取り、まだ明けやらぬ5時25分出発。

大倉乗越までは普通の登りですが外輪山内側へは急な下りがあり、その後もドンドン降りてゆく感じです
、妙高山も真近に迫ってきます。
明るくなり、
長助池に雲間から陽が差し美しくみえました。まもなく長助池分岐に付き休憩、目の前にさあ登っておいでと妙高山が立ちはだかっております。

雨が降れば沢になるような道を登ってゆく、紅葉も色好き始めている、ガスがかかりはじめました、風も出てきました、あまりカッパは好きでは無いけれど寒さにやられないように、早めに着ることにした。
正解でした雨が降ってきました、カッパを着てしまえば小雨程度ならおどろきません、大きな岩が次々と見えてきます、頂上に近い雰囲気です。

ようやく頂上に着きました7時40分(2時間15分)もちろん誰もいません、今日のトップです。
濃い霧の中、なにも見えません、少し休憩してから、南峰の方向へ踏み出しましたが、行き先が見えません、頂上での休憩の為に踏み込んだのであろう踏み跡があちこちにあります、7〜8分歩いたところの岩の上に将軍地蔵の像があり、その先に天狗平の案内板があり道は下っていて先が見えないので進むのをやめました。
晴れていればわけなく行けたのでしょうが、・・・・

三角点のある頂上へ戻ってみると、単独の若い人が休んでいました。あいにくの天気の話をして彼は先に下って行きました。
私も8時20分下山しはじめました。

下山の途中に次々と登って来る人に出会いました、昨日の相部屋の人たちです、前日に登ったのか、学生さんには会いませんでした、しかしその後もガスと時々小雨の状況です、軍手は冷たくてだめです、純毛はちじむし、ミトンは、・・・・等と考えながら下りました。

ヒュッテ着10時15分、管理人さんがカッパを着て作業中です、ビールが欲しくて中を覗いたが誰も出てくれません、でも飲みたいので作業の手を休めさせ出していただきました。
ウマイの一言です。
管理人さんは65才、楽しみながらゆっくりと山登りを続けてくださいと言ってくれました。
10時45分管理人さんにお礼を言って、黒沢池ヒュッテを後にしました。
黒沢池湿原の横につけられた木道を歩きます、どこまでも続きます、とても広い湿原でした、池尻からしばらく登ると、昨日通った富士見平に着きます、その後十二曲がりの急坂を下り、黒沢出合で休憩、
すこし青空も見えてきました、昨日より登山者は多そうです、後は緩やかな道を登山口の笹ヶ峰へ歩きました。
13時55分無事登山口に到着し今回の山行を終えました。
<今日のコースタイム>

黒沢池ヒュッテ5:25−−6:25長助池分岐6:30ーー7:40妙高山頂上8:20−−10:15ヒュッテ10:45−−11:30富士見平ーー12:50黒沢13:05ーー13:55笹ヶ峰

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