平成14年6月13日(木)曇り時々晴れ
標高 1963.2m (単独)
登山口 長野県小谷村、小谷温泉より

笹平から見る雨飾山頂上(登りの時は雲っていたので、写真は下山の時に写したものです)
6月10日に入梅宣言をし、11日は雨が降りました、しかしその後の天気予報はさほど悪くはありません、もちろんカラリとした天気は期待出来ないでしょうが、降られるようなこともなさそうな天気図でしたので、梅雨の合間を縫って雨飾山としゃれてみました。
12日の夕方に家を出発、有磯海SAで10時半から2時半まで仮眠、うどんを食べて3時出発、糸魚川ICから148号線で小谷村へ向かう、大型のトラッがドンドン走っています、10年余り前の土砂崩れからあと、道はとても良くなりトンネル等の連続です国道から左に折れて小谷温泉へ行く道も2車線のいい道です、お陰で5時前に登山口に着きました。
5時出発、左の写真の登山口建物の真中を通って登山道に入ります、はじめしばらく沢へ下るようなかっこうで楽な出発です、しばらくで滝がみえます、そこから水芭蕉の群生地を通ります、今は葉もとても大きくなっています、なだらかな道を20分ほど行くと尾根に取り付きます、荒菅沢までは60分との標柱があります、標高差400m程の登りの道が続き、荒菅沢へは50m程下ると着きます、沢はまだ大きな雪渓で埋まっています、雪渓は対岸に渡るだけで、登るルートではありません、安心するやら、チョッと寂しいやら、でも色々な岩山が目の前に見えて、まだまだこれからですよと言っています、頂上まで90分の標柱有、6時30分出発、荒菅沢左岸の尾根へ登り、急登、急登の連続である、途中一度休憩しようやく尾根のピーク笹平に到着する7時50分、標高差はさほど感じないが頂上はまだ彼方、でも気持ちの良い広い稜線を歩き、最後の頂上への急登を頑張りようやく頂上に到着した8時25分、薄いガスの中先着さん2名、チョッと挨拶をして2人とも早々に下山していきました。
私だけの頂上です、ガイドブックには北アルプスの大展望とありますが曇り空でガスが湧き見晴らしはよくありません、でも非常食の五月ヶ瀬をつまみにビールでカンパイ、小さな虫がうるさいのでタバコを2本くすぶらせてみました、少々効果はあるみたいです、寝不足のせいか、1本の缶ビールで気持ち良くなり今の時間なら朝寝ですか、時々日が差すので白馬岳が見えないかと立ち上がるが見えません、でも東の方にぐんと抜きん出る高い山(焼山でしょうか)が見えました。
荒菅沢の手前ピークから見る頂上方面(頂上は中央奥、登山道は一番右の尾根)
荒菅沢の雪渓地点から見る、チョッと雰囲気のある景色
これが到着したときの雨飾山の頂上です(ガスの中) 登って来た笹平方面
時30分下山開始、下るほどに雲が薄らいで行くようですが、よくあることです、充分余裕があるので写真を写しながらゆっくりと下山するのも悪くはないです、でもある程度リズムにのらないと時間だけたって先に進みません、下山中に登って来る人に10名程あいました、私は出発が遅いので下山途中で登ってくる人に合うのは少ないのですが、今日はチョッと余裕といった感じです、登山口には12時30分に着きました。
頂上で合った若い人は梶山温泉へのコースを下りて、下山口に置いたオートバイでここへ戻ってきたようです、来週そのコースをガイドするための下見と言っていました。
近くの人のようなので、近辺の山の様子を聞きながら自販機の冷たいジュースを飲みました。

本日のコースタイム : 小谷温泉登山口5:00---6:25荒菅沢6:30---7:55笹平--8:25頂上 (登り3時間25分)
頂上9:30---11:00荒菅沢---12:30登山口(下り3時間)
花の写真は下手ですが色気もないと寂しいですよね、花の写真2枚

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