平成13年8月17日〜18日
北岳(きただけ)標高 3,192m  (単独)
山梨県芦安村(広河原)


 1ヶ月ぶりの山行きであるので
2〜3回分のつもりで、まだ行った
ことの無い南アルプスと言うよりも
,富士山に次いで2番目に高い山、
北岳を選びました、
 
 南アルプスの登山基地、広河原へ
入るのは初めてなので、車で乗り入
れてみることにしました。
8月16日、1時に出発、365号線で
木ノ本経由関ヶ原まで行き、ここか
ら名神高速ーー中央自動車道ーー
甲府昭和 IC(料金6400)
信玄橋で「ふるさと龍王祭り」が開
かれており大渋滞、思わぬ花火見
物となる、7時半にようやく橋を通
過、南アルプス街道を走り広河原
着9時15分、走行距離は422KM
駐車場は広く、すぐ駐車スペース
が見つかる、
 いきなり目に飛び込んでくる北岳主峰と大樺沢
今日は車の中で泊る予定なので、早速車のシートを倒しベットをつくり、途中で買ったサンドイッチと紅茶を飲み眠る。
夜中に目を覚まし、夜空を見ると満天の星空である、振るえるような気分に浸りながらも、睡眠が明日の体力に繋がる
と思い一生懸命寝る
8月17日午前5時前から、辺りが明るくなって
くると共に、自動車から人が出てきて朝食の用
意や、出発の準備がはじまる、
私も朝食にカップうどんを作り、6時10分出発
吊橋を渡り、広河原山荘で入山届を出し歩き始
める、吊橋の地点からも北岳主峰が見える、
大樺沢コースのどこからでも頂上と出発地点が
見え、どれだけ歩いたかが確認出来る、
8時35分二俣着、下を見れば「結構歩いたな」
と思い、上を見ればまだまだ急登が続くなと思
いながら、雪渓の際で大休止とする。
ここからは左俣へと進み、八本歯のコルを目指
す、ガイドブックの通りと言おうか、見ての通りと
言おうか、急登の連続である、時間も充分あり、
荷物もやや重いので、好きに休むことにしたが。
沢から右に分かれてコルまでは、木製のハシゴ
の連続であり、休むこと再三、11時50分ようや
くコル着、(昼食)
 大樺沢を行く(雪渓の広い辺りが二俣)
コルからも登りは続き、吊り尾根分岐かと思ったところは、北岳山荘、間ノ岳、農鳥岳の分岐であった、本当はこれら
白峰三山を歩きたかったのであるが、一つの山も不安な者が何を言うかと言ったところ、吊り尾根分岐13時、頂上に
は13時30分到着、家から冷凍のビールをアイスボックスに入れ、登山中も保温の袋に入れて苦労して持って来た、
缶ビール、まだ充分に冷たい、6割かた一気に飲む、「山に登って言うことはなし、・・・・」
肩の小屋には3時に入り一眠り、4時にセーターを着てブランデーとチョコレートを持ちのんびりとした時を過ごす
 8月18日、肩の小屋からの日の出(上)と富士山(下)を眺める
8月18日晴れ、肩の小屋(3000m)からは、日の出と、富士山を一度に眺めることができる、
残念ながら写真には一枚におさめることが出来ませんでした。
今日は、雲も消えてきて南アルプスの山々や八ヶ岳、北アルプスの峰々も姿を見せ、それらの山々を眺めながら
ゆっくりと小太郎尾根を下り、白根御池コースを歩きました、まだいろいろな花も咲いていましたが、名残りの感は
ぬぐえませんでした。

私の歩いたコースは、
 8/17: :広河原--大樺沢--八本歯--北岳--肩の小屋(泊)
 8/18: 肩の小屋--白根御池コース--広河原です。


南アルプスの山々は、アプローチのことが苦にならなければ登りやすい山のように思うわれましたので、何か
近道はないかと、帰りは甲府昭和から松本IC(\2600)へ行き、平湯トンネル(\750)を通り、高山へ出て、清見
ICから白鳥(\1350)ーー和泉IC(\350)へ抜け帰宅しました、料金はやや安く済みましたが、時間的にも、距離
的(410Km)にもあまり近くはないようでした。(福井からならこの方が近い)

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